エコガラスって?
エコガラスとは、旭硝子(AGC)、日本板硝子、セントラル硝子の三社で製造する複層ガラスの共通の名称で、複層ガラスの間に空気の層を設けるだけではなく、一方の硝子の内側を亜鉛などの特殊な金属で被覆したガラスのことです。これにより、熱を逃しにくくなるため、夏は外からの熱の影響を受けにくく、冬は室内の熱を逃しにくくなるのです。また、通常の複層ガラスよりも強固なため防犯効果や、結露防止効果にも優れています。夏場に帰宅した時、部屋の中は外より更に暑く感じますが、エコガラスの場合は外気温より低い室温を保てるため、冷房もすぐに効き、運転時の電気代もかなり違います。ただ、エコガラスの価格は通常のガラスの約5倍もするので、はいそうですかとすぐに取り替えられるものではないのが残念なところ。ただ、業界でもこの価格差を埋める努力を続けるそうですので、いずれはある程度切り替えやすいお値段になるかもしれませんね。千葉の幕張メッセで行われたエコガラスキャンペーンや、CMなどによって以前よりエコガラスの認識が浸透してきているので、エコガラスの価格だけで敬遠するのは残念ですよね。
エコガラスの価格と新築での人気
前述のようにエコガラスの価格は高いです。ただ、その省エネ効果を鑑みると冷暖房費の節減につながるため、長いスパンで考える新築物件などではエコガラスの採用が急増しています。また、エコガラスはシステムキッチンなどとは違ってメンテナンスフリー。壊れない限り(そして薄いガラスではないので壊れにくい)は劣化して交換ということがないため、新築の場合にはエコガラスの価格でのマイナスよりもそれから後の省エネ等の高い効果を買って、導入するようになっているようです。一戸建ての新築住宅だけではなく、マンションやアパートなどでも新築の物件にはエコガラスを使用するケースが増えています。
エコガラスの価格のリフォーム向け税制
新築物件ならともかく、わざわざ今ある窓ガラスを外してまで取り替えてもらうメリットって?と疑問に思う向きもあるでしょう。確かに、新築時にエコガラスを選ぶより、リフォームの方が大変ですよね。ただ2008年度からは『既存住宅において一定の省エネ改修(天井・外壁・床・窓の外皮部分)を行った場合、要した費用の10%相当額(上限20万円)を、所得税から控除し、固定資産税を3年間1/2に減額』と優遇税制が導入されましたので、これまでよりぐっと身近になりました。結露で悩んだり、外気温に左右されることで困っているのなら、この優遇税制も視野に入れて、リフォームを検討してみても損はないかもしれません。